SCHOOL LIFE

学校生活

校長室便り 2020年4月11日 

  ある小学校の先生から伺った話です。
あるところに、若者とチンパンジーが、仲良く暮らしていました。若者は会社から帰宅すると、チンパンジーとの充実した生活が待っていたので、一人暮らしではありましたが、少しも寂しさを覚えたことはありませんでした。

  ある朝、若者はいつものように「行ってくるよ」と言って家のドアを閉め、鍵をかけました。その時、ふと思いました。「僕が出かけたあと、チンパンジーは家で何をしているのだろう?」そして、鍵穴から家の中を覗いてみました。すると、何が見えたでしょう?

  鍵穴からは、チンパンジーのぎょろりとした目が見えたのです。
このことは、何を意味しているでしょうか。
そうです。チンパンジーも「若者は家を出たあと、いったい何をしているのだろう?」と覗いていたのです。

  先生たちは、早くあなたたちに会いたい。早くあなたたちをよく知りたい。あなたたちも新しい担任の先生や教科担当の先生、新しいクラスメイトのことをよく知りたい。今は、互いに鍵の穴をのぞき合っているところでしょうか。