SCHOOL LIFE

学校生活

校長室便り 2020年4月14日

司馬遼太郎は『21世紀に生きる君たちへ』の「人間の荘厳さ」のなかで、次のように述べています。

人間は、鎖の一環ですね。はるかな過去から未来にのびてゆく鎖の。—-人間のすばらしさは、

自分のことを、たかが一環かとは悲観的におもわないことです。ふしぎなものですね。

たとえば、小さい人たちは、いきいきと伸びてゆこうとしています。少年少女が、

いまの一瞬を経験するとき、過去や現在のたれとも無関係な真新(まっさら)の、

自分だけの心の充実だとおもっているのです。荘厳なものですね。

太古の昔から、鎖でつながっている人間の命。過去の輪から未来の輪へとつなげる一人ひ

とりの輪。とだえることなく繋がっています。なのに、司馬は「少年少女たちが、いまの一

瞬を経験するとき、過去や現在のたれとも無関係な真新(まっさら)の、自分だけの心の充

実だとおもっているのです」と言います。そしてそれを「荘厳」と言います。

つながっているのに、つながっているとは感じない、皆さんはまさに「荘厳」な少女時代

を生きているのですね。大切に過ごしましょう。