SCHOOL LIFE

学校生活

校長室便り 2020年4月20日

新しい週が始まりました。
月曜日は礼拝で始めます。先週の田代先生の礼拝が良かったと連絡をいただきました。
動画があるといいですね。皆さんどうしてますか。
みんなが集まって授業ができるのが当たり前だと思っていましたが、それがあたりまえではなく、
とても大切な時間であったことを改めて感じています。
さて、4月10日から始めたこの校長室便りも10日目になりました。
読んでくれている人がいるのか不安になることがありますが、続けていこうと思います。
自己満足で終わらなければいいのですが。

さて、家でメダカとエビを飼っているのですが、メダカとエビが出産して大変なことになっています。
新し命が次々に誕生するのを見ているとワクワクしますね。
エビは成長するときに脱皮しながら少しずつ大きくなっています。エビの形のまま脱皮した殻が水槽に残っています。
 
脱皮というと宮部みゆきさんの「火車」(かしゃ)の一節を思い出します。

「あのね、蛇が脱皮するの、どうしてだか知ってます?」
「脱皮っていうのは――」
「皮を脱いでいくでしょ?あれ、命懸けなんですってね。すごいエネルギーが要るんでしょう。それでも、そんなことやってる。
どうしてだかわかります?」

本間よりも先に、保が答えた。「成長するためじゃないですか」
富美恵は笑った。

「いいえ、一生懸命、何度も何度も脱皮しているうちに、いつかは足が生えてくるって信じてるからなんですってさ。
今度こそ、今度こそ、ってね」

べつにいいじゃないのね、足なんか生えてこなくても。蛇なんだからさ。立派に蛇なんだから。
富美恵は呟いた。「だけど、蛇は思ってるの。足があるほうがいい。足があるほうが幸せだって。

みなさんはこの話を読んでどう思いますか。
「蛇に足は生えないから脱皮する必要なんてない。無駄な努力。」ですかね。
命がけで、エネルギー使って脱皮する。新しい自分を求めて。
私はその過程が愛おしいのだと感じます。人間にとってもまた。

土曜日に新しい図書室(メディアセンター)を紹介しました。宮部みゆきさんの本もあります。
みんなが利用できるようになるのが楽しみです。
今日も一日良い日を。