SCHOOL LIFE

学校生活

校長室便り 2020年4月28日

 フランスの作家、アルベール カミュの『ペスト』という小説(1947年仏)が売れていると聞きます。
紙の本はなかなか手に入らないとか。
ペストとは、中世ヨーロッパで人口の約3割の命を奪った恐ろしい伝染病です。
内容は、フランスの植民地であるアルジェリアをペストが襲い、苦境の中、民衆が団結し、
助けあいながらこの「新型の疫病」に立ち向かっていくというものです。
先日はNHKの「100分de名著」という番組で再放送されていました。NHKは番組HPの中で次のように書いています。
「今回の再放送決定には特別な思いがありました。再放送に向けてのチェック作業のために番組を見直す中で、
医師リウーとその友人タルーたちの姿に、
今、日本全国、全世界で最前線で闘う医療従事者の姿が重なってみえたのです。」
TBSでは2009年に放送した「JIN-仁」を再放送しています。
(「カウンセリング便り」によると、嶋田先生はこれにはまっていらっしゃるらしい、、、)
この話も、ある事件をきっかけに江戸時代にタイムスリップした脳外科医の主人公が、
現代には全く及ばない医療体制の中で、江戸を襲う疫病(伝染病)と闘う場面が出てきます。
毎年7月に京都の町で行われる祇園祭。
その起源は、863年、疫病の流行により朝廷が御霊会を行ったことだとされています。
御霊会とは、疫神や死者の怨霊などを鎮めなだめるために行う祭のことだそうです。
祭りの中心となるきらびやかで賑やかな山鉾巡業は、今や世界中から見物客が集まる京都の一大イベントです。
しかし、今年は中止。理由は新型コロナウィルスの感染拡大を防ぐためです。
疫病平癒のための祭りだからこそ、人が集まる部分は中止にしたのでしょう。
昔から人間は、世界中で知恵と工夫と助け合いよって伝染病と闘ってきました。
私たちも先人に負けず、はりきって助け合い、闘い、工夫してまいりましょう。
中2の家庭科の授業「お手伝いレポート」より

こちらは高1のレポート。
どちらも素敵ですね。「ファッション」にする「工夫」にも感じられます。

 今日もはりきって!良い1日を。