SCHOOL LIFE

学校生活

校長室便り 2020年5月11日

 昨日は「母の日」。
 1907年アメリカ・ウエストヴァージニア州のアンナ・ジャービスが、亡くなった母親をしのぶために、
お母さまが教師をしていた教会で記念会を開いたことに由来すると言われています。ジャービスは、
「国じゅうで母を讃える日をつくろう」と呼びかけ、その想いは多くの人の共感を呼び、
ウエストヴァージニア州で母の日の制定が認められたのを機に、母の日運動は全米規模に拡大したのだそうです。
 学校閉鎖が続く中、生徒からお手紙をもらいました。普段できない家の手伝いをして、
お母様にも感謝を表している人がたくさんいるようです。
 しばらく前の話ですが、私の母が宮城県に住んでいた祖母に「母の日に何が欲しい?」と尋ねた時、
「まごころ」といわれたそうです。高齢の祖母はそれからしばらく「まごころが届くから」
と言ってどこにも外出しなかったのだそうです。まごころを楽しみにしていた祖母の姿が目に浮かびます。
その祖母が亡くなったという連絡を受け、その足で向かいました。
すると祖母が病室で「学校が忙しい時に何をしに来た。」と私を迎えたのです。本当に驚きました。
救命治療が祖母を生き返らせたのです。さらに祖母は、「私はこの人生、皆のおかげで幸せだった」と言って、
ベッドの上に正座して深々と頭を下げました。その祖母もしばらく前に97歳でこの世を去りました。
 100年近く生きた祖母の人生にもいろいろあったようです。人生はいろいろあります。
それを乗り越えながら人は成長します。人生を振り返る時、
「皆のおかげで幸せだった」といえるように自分も生きたいものです。まごころを届けられる自分になりたいものです。

『そのようなわけで、私たちは、心に血の注ぎを受けて邪悪な良心をきよめられ、
からだをきよい水で洗われたのですから、全き信仰をもって、真心から神に近づこうではありませんか。
約束された方は真実な方ですから、私たちは動揺しないで、しっかりと希望を告白しようではありませんか。
また、互いに勧め合って、愛と善行を促すように注意し合おうではありませんか。
ある人々のように、いっしょに集まることをやめたりしないで、かえって励まし合い、
かの日が近づいているのを見て、ますますそうしようではありませんか。』
ヘブル10:22-25

「まごころ」:うそ、いつわり、飾り、欲などがなく、相手のことを親身に思いやる心。

良い1日でありますように