SCHOOL LIFE

学校生活

校長室便り 2020年5月18日

 人間としての哲学

 

 5月に入り3回目の月曜日になりました。

 小学校からいろいろな授業を受けてきたと思います。「一番思い出に残っている授業は何ですか」と聞かれたらあなたはどう答えますか。思い出に残る一つ一つの授業もあるでしょうが、○○先生の○○の授業が忘れられない、というのもあるのではないでしょうか。

私は高校生の時に受けた授業で最も印象に残っているのは「倫理」です。英語も数学も体育も好きでしたが、しかし、今も記憶に残り、最も一生懸命に自ら学ぼうとしたのはこの授業でした。授業を教えてくださったのはガエタノ・コンプリ神父様。今もお元気で、昨年本を出版されました。英語科の中越先生が私のためにサインをもらって来てくださいました。

 その中に「世界観・人間観の問題」というページがあり、次のように始まります。

 「人間の基本的な要求は『意味の要求』です。人間は無意味な生き方には耐えられません。」続いてパスカルの「パンセ」を紹介します。「人間は自然の中でもっとも弱い『一茎の葦』にすぎない。しかし、『考える葦』である。」

 40年以上前に先生は同じことを私たちに教えてくださいました。

私たちは何を考えながら、生きることの意味を見い出すのでしょうか。先生が下さった宿題を私は今も考えています。

 皆一人ひとり生きる価値のある、意味のある存在です。

 

この本を図書室に置いておきます。よろしければ読んでみてください。

 

「人間としての哲学 ガエタノ・コンプリ著 マガジンハウス」

 

  Have a good day today !