SCHOOL LIFE

学校生活

校長室便り 2020年6月5日

 石川町駅から山手町を結ぶ地蔵坂中腹にある蓮光寺の脇から、横浜女学院方面に延びる歩幅の合わない階段の坂「乙女坂」と呼びます。かつては「西坂」と呼ばれていましたが、この坂を朝夕女学生が通学することから「乙女坂」と呼ばれるようになったと言われています。 

 乙女坂の階段がなぜあのように歩幅が合わなのか、馬が上り下りするためとも、籠ためとも諸説があるようですが、ご存じの方がいらしたら教えてください。卒業した生徒たちが、あの微妙な歩幅階段を懐かしく感じるようです。 

 長い間の鎖国が解かれ、横浜開港以来、この横浜の地、特に山手は日本をけん引する場所となりました。ヘボン夫妻、ブラウン夫妻、ゴーブル夫妻をはじめ、日本に多大な影響を与えた宣教師の方々や福沢諭吉、井上馨といった今の日本を導いた人々もこの乙女坂を上りました。 

 明日の土曜日、新型コロナウイルスのために登校できなかった中学1年生がこの坂を上って登校します。これからの6年間、様々な思いをもってこの坂を上り下りし成長していくことでしょう。 

 中2、中3、高1、高2、高3の皆さんも来週から逐次分散登校になります。久しぶりの乙女坂を味わってください。現代の乙女たちは何を思いこの坂を上ってくるでしょうか。 

 お会いするのが楽しみです。 

 今日も良い日になりますように。 

追記:横浜女学院には下門があり、登下校時の混雑を避けるために正門と下門の分散登校をしています。乙女坂を使うのは正門のみです。