SCHOOL LIFE

学校生活

校長室便り 2020年6月22日

 皆さんのお宅には政府からのマスクは届きましたか。我が家には先々週届きました。今はマスクが手に入らない状況ではないのですが、周りの皆さんが届いたとの話を聞くと、なぜか待ち遠しくなり、届いた時にはうれしくなりました。政府がマスクを国民に届けようと思った時には、マスクが不足していて行列を作って並ばなければ手に入らない時でした。川澄教頭先生が朝早くから薬局に並んで手に入れたとおっしゃっていたのは、ついこの前のことです。そんな時に保護者や関係業者の方からマスクをいただきました。この場をお借りして改めてお礼申し上げます。A friend in need is a friend indeed. 困っている時に助けていただきました。ありがとうございました。 

 安倍総理大臣も、マスクがなくて困っている国民を助けたいとの思いから決断したのだと思います。マスクの配達がこんなに遅くなったのは、誰のせいなのかはわかりません。困っている時に助けたいと思った「思い」は変わらないのだと思います。だからこのマスクは大切にしたいと思います。 

 国民のために何が必要なのか、国のリーダーの責任はとても重いものです。その判断によって多くの人が影響を受けます。しかし判断しなければならない。何を優先し、何を行い、何をしないのか。 

 学校のESDで「サーバントリーダーシップ」の授業がありました。詳しくは授業でやりますが、大切なことは、国や社会のリーダーだけでなく、一人ひとりそれぞれもリーダーであること。それは家庭であったり、クラスであったり、友達と一緒の時であったり、自分自身のリーダーはあなた自身です。 

 リーダーは何が問題なのかを見つけ、考え、判断をします。そのためには多くの人の支えが必要です。経験も必要です。今の経験はこれからのあなたの人生にとって役に立つ経験だと思います。 

 17日水曜日に国会が閉会されました。安倍総理は自らが配ったマスクを、毎日つけていらっしゃいました。いろいろ言う人はいますが、自分が下した判断の責任は下した本人であるリーダーが取らなければなりません。 

 大切なことの答えは誰かが教えてくれはしません。自分が考えて、探し出さなければなりません。正しい答えは一つではないかもしれません。でも一つを選ばなければなりません。多くの人々の支えがあります。それぞれが支え合っています。正しい答えを下せるように。 

 横浜女学院の生徒である皆さんは、今何をしますか。何をしませんか。変革の時。この貴重な体験をしっかりと目を開いて見てください。 

 今週も一日一日が価値のある日となりますように。 

「神よ、変えられないことについては受け入れるだけの冷静さを我らに与えたまえ。 

変えられることについては変えるだけの勇気を与えたまえ。 

そして変えられないことと変えられることとを識別する智慧を与えたまえ。 

                    ラインホールド・ニーバーの祈り」