SCHOOL LIFE
学校生活
校長室便り 2020年6月26日
目をさまして、感謝をもって、たゆみなく祈りなさい。
コロサイ人への手紙4章2節
「1975年、夕日に映える校舎の十字架の下で、ひざまずいて祈る生徒があった。そこは新館から100段上り詰めた本館6階の踊り場であった。」雑誌なでしこ第37号より
本館の東側階段を上まで登ったことはありますか。そこは祈りの場と呼ばれている横浜女学院にとって特別な場所です。
ひざまずいて祈っていらしたのは1976年に卒業された前野都奈子さんでした。
私たちはどんな時に、何を、誰に祈りますか。新年の初詣に行ったことのある人も多いでしょう。「成績が良くなりますように」「健康でいられますように」・・・・
祈りとは会話です。毎週火曜日は「祈りの礼拝」としました。
祈りとは何でしょうか。祈りを聞いているのは誰でしょうか。あなたの願いをかなえる召使でしょうか。祈りを聞いていて下さっているのは、私たちを大切に思ってくださっている貴い方だとしたら、あなたは何を語り掛けますか。
先の前野さんは、自分のためではなく友のために祈っているのだと、金子正先生に伝えたのだそうです。
誰も立ち寄ることのなかったその場所を、前野さんが卒業した後祈りの場として残しました。
ぜひ一度足を運んでみてください。
今日も良い一日を
