SCHOOL LIFE

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リンカンと奴隷解放について英語で読み解く世界史CLILの授業

 大統領選が間近に迫る中、アメリカ社会ではBLM運動をはじめ人種差別の問題が浮き彫りになっています。今回は社会科と英語科のコラボ授業で、そんな現代アメリカ社会を考察するうえで欠かすことのできない奴隷解放の歴史について扱いました。

 今回の授業では、19世紀当時使用された奴隷の人身売買の広告ポスターやリンカン大統領が実際に書いた手紙を英語で読み、奴隷解放の真相に迫りました。

 授業を受けた高1の生徒からは

「本物の資料を読むことで奴隷解放宣言を出した本当の理由を知ることができ、そこから、深く読み考えることができた」

「英語で文章を読み解くことで日本語だけでは気づけないことがわかり、改めて英語を学ぶことは大切だと学びました」

「世界史の勉強がもっと深まった気がします!英語で資料を読むのは新鮮だったし楽しかったからまたやりたいです!」といった声が多く上がりました。

 リンカンが行った奴隷解放はたしかに歴史的偉業ではあったものの、歴史の一次資料を読むことで、その経緯は決して人道的なものではなく、あくまで南北戦争を有利に進めるための戦略にすぎなかったことが明らかになりました。英語ができると楽しいのはもちろんですが、アクセスできる情報も増え、より一層深い学びにつながると今回の授業を通して実感してくれたようです。今後も横浜女学院では教科間の連携を意識したCLIL型の授業をますます実践していきます。