SCHOOL LIFE
学校生活
校長室便り 3月23日
2020年度終業礼拝、中学3年生の卒業式が本日行われました。面談、春期講習会、部活動の発表会など活動は続いていますが、ひとまず2020年度の幕を下ろします。
2020年度は新型コロナウイルスに翻弄された一年でした。かけがえのない時間、月日。生徒のみんなの頑張りと、保護者の皆様、関係諸氏のご尽力にこの場をお借りし、感謝申し上げます。
「学びを止めてはいけない」を合言葉に、今できることを精一杯探りました。今思えば、もっとできたこと、あるいはもっと効率的なこともありました。
「命に代えられるものはない」感染防止を最優先とし、工夫したつもりでしたが、ほかにもっと良い方法もあったかもしれません。
正解の分からない、あるいは解答のない選択を迫られる中での前進は、楽ではありません。生徒たちのかけがえのない「今」のための前進。
生徒たちの笑顔と保護者の皆様からの温かい励ましが、教職員の、自分の前進のための原動力となりました。
保護者の方から「校長室だより」続けて欲しいとの声をいただきました。ありがとうございます。励みになります。
生徒たちと直接話せることが何よりと思います。読んでいただけるという声をいただきましたので、2021年度も、時には校長室から見える風景をお伝えします。
昨年、生徒たちのいない学校で、桜の花がほころび始めた時、何とか生徒を励ましたい、自分たちが一緒にいることを伝えたいと思って始めた「校長室だより」でした。
今年も、桜の花が咲き始めました。
今年の桜は例年よりも開花が早いようです。
今年は生徒の皆と一緒に目にすることができます。
改めて、この年を乗り越えられたこと、感謝申し上げます。
医療関係者の皆様、コアサポーターの皆様はもちろん、すべての方が大変な年度でした。そして今もなお、苦難の中にあります。新型コロナウイルスとの戦いはまだ終わりません。
2020年度ありがとうございました。