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ニュージーランド研修報告②

生徒たちのニュージーランド研修も早くも2週目に突入しました。週末はホストファミリーと各々の時間を過ごしてクライストチャーチ市内で買い物や博物館めぐりを楽しむ生徒もいたようです。さて、クライストチャーチ市内を歩いていると、南極大陸に関する展示物やモニュメントが多いことに気づかされます。これはクライストチャーチが「南極の玄関口(The Gateway to Antarctica)」として世界の研究者や探検隊の中継基地としての役割を果たしているからです。南極探検の中継基地としての歴史は長く、今から114年前に人類初の南極点到達を目指し競い合ったイギリスとノルウェーの南極探検隊もここクライストチャーチに寄港しました。イギリス探検隊はスコットが率いましたが、南極点到達はノルウェーのアムンセン隊に先を越されてしまい、スコット隊は失意のなか極寒の暴風で隊員が全滅するという壮絶な最期を遂げました。しかし、スコットのその勇敢さやフロンティア精神は今でも多くの人から尊敬を集めており、これを記念してスコットの南極探検隊の慰霊碑やモニュメントが市内に点在しています。(写真)左:市内のスコット像 中央:市内の南極壁画 右:市内の国際南極センター(International Antarctic Centre)